自分の中で英語の力の基礎を構築したのはいつかと聞かれたら、中学生時代のNHKラジオ講座と、高校に入ってからの徹底した受験勉強であったと思う。
中学から塾に行かせてもらって、みるみるうちに成績が伸びたので、英語を得意科目として受験での得点源にしたいとの思いが強かった。高校に入ってからはさらにできるやつがいて、自分の実力の無さを常に思い知るとともに、どんなテストでも上位2割に入れるような特典マシーンになることを自分に課した。
受験した大学で、英語の試験が難しいと感じたことはなかったし、実際のところ、センター試験は200点満点だった。
普通の人なら、ここで勉強をやめてしまい18歳のときが英語力のピークという人が多いが、おっさんは海外で働くということを目標にしていたので、勉強は続けていた。
首尾よく、日本人総合職の約半数は海外勤務という会社に入れたのだが、今度は実用英語なので、気の利いた言い回しやメールでの決り文句なども覚える必要があった。運命のいたずらか、なんと40を超えるまで海外に住む機会が回ってこなかったが、実際に行ってみて、現地の人が何を言っているかわからないということはなかった。
しかし、自分としてはまだNativeには程遠い。書きものであれば調べてから、ああ、こういう言い方するなと自分で納得して使うのだが、話すときはそうはいかない。議論が込み入ってくると同じことを同じ表現で繰り返し言っている自分が嫌になる。
これでも帰国子女でない日本人としてはかなり英語はできると思うが、それでもこんなもんなんだと愕然とした気持ちになることはあるが、お世辞でもNativeが、「君の英語はExcellent」だと言ってくれる機会をできるだけ多くすべく今後も精進していく。