ある程度規模の大きい会社になると新卒でそれなりの人数を採用して、年次で人事管理するところが多い。おっさんが勤務していたところもそうで、合併銀行だから厳密には同期と呼べる存在は限られてくるのであるが、(入社したときは違うところであったとしても)同じ年に入った人も同期とみなすようになっている。
昨日たまたま、仲の良い同期が招集をかけて、同期会が開催された。すでに全員、元の銀行は離れていて別の企業で働いているのであるが、それでも叩き込まれた習性は変えがたいのか、公共のスペースでは企業名を話するときはすべて隠語に置き換える(笑)。
経済的にくすぶっているやつ、成功しているやつ、様々ではあるが、いずれも過去に苦楽をともにした仲間、窮地にいるやつがいたら全力で助けようと骨を折ってくれる存在はありがたい。昨日の今日で、すでに知り合いに何社か声かけてくれたりもして、どこのエージェントでも敵わない迅速な動き方にはびっくりした。それはすなわち、転職などというものは、それがとりわけハイクラスである場合は、運と縁によって決まることがとても多く、正規のルートを飛び越えて決まることも多いんだなと思った次第。
入試などは公平性が必須だが、私企業の採用は、選考ということでは入試と同じだが、誰を選ぶのかは採用担当者の意向次第というところに怖さを感じた。長い時間かけて人間性をお互いに確認しているものからの推薦なら、これほど確かなものはないからね。